AWSソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C02)に合格したお話
SAA-C02を受けてきました
とりあえずギリギリですが合格しました。
なにかの参考になればと勉強した内容とか教材についてお話しようと思います。
テスト実施前のスキル
AWSは実務では使ったことないです。連携する機能が少しあって存在を知っているレベルでした。
IT業界でプログラムを組んだり設計をしたり工程は一通り触ってきましたがインフラ周りはほぼ素人なので知識としては基本情報処理試験を10年以上前に合格してほぼ忘れているレベルです。
かけた時間
一番最初からするとたぶん3ヶ月位やってた気がします。
ただし、後述しますが3週間ほどで短期集中したほうが楽だと思います。
学習編
使った教材
振り返ってみるといろいろ手を出していました。
本
こちらは会社の書籍補助で買ってもらいました。
内容としてはわかりやすかったので一読することをオススメします。
で、今見てみたら改定本が出るんですね。急がないなら無論こっちのほうが良いと思います
Kindle Unlimitedで読めたのでとりあえず読んでみました。
1冊では不安という方にはいいかもしれませんが、その後見直さなかったので読まなくても良いかも。巻末の試験だけ受けてみても良いかもしれません。タダだったら。
Udemy
最終的にはこっちで勉強していた気がします。Udemyはちょくちょくセールをしているので安いタイミングで気になるものをまとめ買いしちゃうのがオススメです。
一番最初に受講したのがこれです。
インフラ周りがとにかく弱かったのでインフラの基礎から学びたいと思い、これを選びました。ハンズオンがあったのもよかった。
結果、基礎的なところが学べたのでオススメです。
ハンズオンも含まれていてかなりボリュームがあるので時間をみつけてぐわっとやるのがオススメです。最新の情報でよくアップデートもしてくれるのも良い。
結構課金対象となるサービスにも手を入れているので日をまたぐと請求が飛んできます。
とはいえ1000円は行かないと思いますが。
割引クーポンが手に入ったので最後にダメ押しで買ったのがこれ。
問題数は多いです。高難易度は知らない単語がたくさん出てきます。本編で出てきたっけな。。。
ひたすら解いて頑張るタイプのひとにはオススメです。
学習方法
手を付けた順番
1.Udemyのインフラの基礎を取得
→これでひたすら基礎知識を学習しました。
2.AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
→1との差分を埋める形で補助的に勉強しました
3.この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
→タダだったので読みました。正直不要でした。
(1ヶ月程度の空白期間)
4.これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
→これで最初から勉強し直しました。1日1時間程度しか時間を取らなかったのでだいぶ日数を使ってしまいました。
→ハンズオンで作成した未割り当てElastic IPを放置したり、NATゲートウェイをそのままにして1日おいたりしたので課金対象になりました。注意です。
5.【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
→問題集を買おうか迷っていたところで作者からチケットが届いて安く買えたので買いました。
→知らない単語がどんどん増えたのでこれはこれで良かったです。ただし、解説が結構曖昧だったり、4で得た答えと若干ズレを感じたりする部分がありました。このへんは公式を見て補完です。
学習スタイル
わからないところをGoodNotes5にまとめました。
iPad Proを購入してからノートアプリとして使っていますが非常に優秀なのでオススメです。
スクリーンショットも貼り付けられるので便利です。
あとは人並みですが問題を解いて間違えたところの解説を読み直し、他の選択肢との違いを理解してノートにメモするの繰り返しです。
模擬試験は全て2回チャレンジして8割程度とれるようになりました。
試験編
受験までの流れ
コロナの件もあったので本当は自宅で受験したかったのですが、環境を整えることが難しかったのでセンター受験にしました。
枠には限りがあるので早めに予約をしてしまったほうが良いです。
当日は15分前までにはセンターに到着するよう指示があったので、余裕をもって20分前に到着。受付を済ませます。
ピアソンでの本人確認には運転免許証、保険証あたりが2点あればOKです。
荷物を全部ロッカーに預けます。入室前持ち物検査はされなかったな。ザルい。
試験用の端末まで案内され、自分の名前を確認してログイン。
ホワイトボードマーカーとプラスチック製のノートが1枚もらえます。
あとはひたすら問題を解くだけです。マウスでクリックするのみ。キーボードは使いません。
受けてみた感想
最近在宅で作業をしていたので、複数人とオフラインで作業するというのが久しぶりでした。
他人の雑音がすごく気になります。
特に隣の貧乏ゆすりや、連続クリックおじさんにイライラしていました。
(高速でクリックしていたので、そんなにサクサク問題を解いているのかと思いきや、結構時間がかかっていたので多分クセなんだと思います)
あとはモニタの解像度が異様に悪く、読みづらかったのもストレスでした。
このご時世のお話をすると、あまりコロナ対策もできてないんじゃないかな。
受験後にテーブルを拭くとかそういうのしてないし。
イヤーマフも常設されていましたが使いませんでした。
試験内容に関して言えば、とてもわかりにくい日本語で解読に時間がかかり、それが余計に緊張を生むという悪循環でした。特に私の場合は1問目が結構難易度高い問題で、めちゃめちゃ緊張しました。
それを考えると公式の模擬試験は一度受けたほうがいいのかもしれません。
悩んだ問題は「後で見直す」マークをつけて次に進みます。時間がもったいない。
10問程度解くと緊張がほぐれてくると思います。
それと、どこかのblogで読んだ「わからないときは英語表記にしろ」というアドバイスは結構効きました。
各問に対して英語表記ボタンがあり、そこをクリックすると英語で問題が表示されます。「てにをは」類が微妙で問題が解きづらい場合にはオススメです。
全問解いて、見直しOKにすると試験終了です。
最後に数問アンケートに答えたら、いきなり結果が出ます。
「おめでとうございます」と「合格」の文字が見えたので、ああ良かったと思い退室しました。
終了後に受付にマーカーとノートを返却して、レポートをもらいます。
レポートに結果が書いてあるのかと思いきや、「5日以内にメールします」とのこと。若干不安になるが、まぁ大丈夫だろうと帰路につきました。
あとがき
当日Acclaimから認定バッジがつきましたという旨のメールがとどきました。
結果メールは翌日。普通逆じゃないかね。。。とりあえずこれで一安心でした。
学習については短期集中がいいと思います。
理由についてはAWSの仕様が結構変わりやすいということ。
最新の資料を使って短期集中で勉強するのが良いです。そういう意味だとAWS公式の資料が一番よいのかな。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座は結構頻繁に更新してくれているのでありがたかったです。
あと、あまり多くの教材を使うのもちょっと良くないと思いました。
同じ内容でちょっとニュアンスや単語が違っていたりして混乱することがあります。
表現方法が公式と違うと当日焦ります。
1つの教材で学習して全体的な流れを把握し、公式を使って理解を深めるというのがいいのかなーと思ってきました。
おしまい